【開催趣旨】
広島インターネットビジネスソサイエティ(HiBiS)は、次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を
発掘・育成するため、産業界、教育界を結集した講師による「セキュリティ・キャンプ2025ミニ」を10月25日(土)に開催します。
詳細、お申し込みは以下からご確認ください。皆様の奮ってのご応募をお待ちしております。
※応募期間を10月6日(月)まで延長します 応募課題は任意回答となりました。
◇名 称: セキュリティ・キャンプ2025ミニ(広島開催)< 専門講座>
◇開 催 日 程: 2025年10月25日(土)9:00~16:30(受付開始:8:40)
◇開 催 会 場: 広島市立大学サテライトキャンパス セミナールーム1
(広島市中区大手町四丁目1番1号 大手町平和ビル9階)
◇定 員: 20名 (選考あり)
◇参 加 資 格: 日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒
◇主 催: 広島インターネットビジネスソサイエティ(HiBiS)、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
◇共 催: 広島県警察本部 広島市立大学
◇後 援: 経済産業省中国経済産業局、県立広島大学、広島県インターネット・セキュリティ対策推進協議会(HISEC)
◇費 用: 無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。
◇ホームページ: セキュリティ・キャンプ2025ミニ(専門講座)
◇応 募 条 件: ・日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
・2025年10月25日時点で18歳未満の場合、本大会の参加について保護者の同意を得ていること
(参加が決定した 際に保護者の同意書を提出していただきます)
・応募者は、演習で使用する下記条件のPCを持参できること
- Wi-Fiに接続可能なこと、開発環境等が動作するスペックのCPU、メモリ残量、HDDに20GB程 度の空き容量があること
・応募者自身がキャンプにて使用するオンラインサービス、ソフトウェアを使用できること
- Docker、VirtualBox、VMware等、仮想化ソフトウェアの簡単な操作が可能で、前出の仮想環境において
Linuxのコマンド操作が可能なこと
- 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること
(詳細は参加決定後にご連絡します)
・今回の「セキュリティ・キャンプ2025ミニ ( 広島開催)専門講座」では、講義の録画、配信が行われる可 能性があることをご承知いただけること
・セキュリティまたは、プログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識と積極的に取り組む姿勢
をもっていること
・別途定める「セキュリティ・キャンプ2025ミニ ( 広島開催)専門講座」実施規定を遵守できること
◇申 込 方 法: 下記の応募フォームからお申込みください。
※応募課題があります。 ※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。 ※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。
◇申 込 締 切: 10月6日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
※締切延長しました:9月22日(月)→10月6日(月)
再申し込みすることで選考課題を再提出できます。
複数の申し込みがあった場合は最後の申込内容を有効とします。
応募課題は任意回答になりました。
◇留 意 事 項: ・申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の記入必要事項及び選考問題の回答
内容を審査の上、中国地方の方を優先に選考します。
・会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。
・参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明
書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、倫理行動宣誓書、その他主催者が必要と定める書類を
提出していただきます。
・ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が
氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャン
プに申し込みされる方はその旨事前にご了解ください。
・ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公
開する場合があります。
・本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出 を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきま す。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
・開催当日において、息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場 合や、下痢の症状、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が数日続いてる場合は、現地での参加を取りやめて いただきます。
・受講およびイベント参加中は、20歳以上であっても、飲酒・喫煙を禁止します。
・「セキュリティ・キャンプ2025ミニ (広島開催)専門講座」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全
国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
◇お問合せ窓口: 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196
【専門講座プログラム】
8:40 受付開始
9:00 (20分) 『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ
9:20 (30分) 『サイバーセキュリティと職業倫理』
山中 浩世氏 広島県警察本部 生活安全部 サイバー犯罪対策課
将来、サイバーセキュリティ人材として活躍が期待される皆さんは、情報通信技術に加えて、高い職業倫理が求められます。そこで、サイバー関連法について学ぶとともに、過去のサイバー犯罪の事例を紹介しながら皆さんと職業倫理について考えていきます。
9:50 (10分) 休憩
10:00 (150分) 『現代の暗号化通信を支えるTLSプロトコルの仕組みを学ぼう』
石田 優希 氏 立命館大学大学院 情報理工学研究科 修士1年 サイバーセキュリティ研究室
現代のほとんどのWebサイトでは、HTTPSプロトコルを用いてアプリケーションのデータを送受信しています。このHTTPS通信の中核をなすのがTLS(Transport Layer Security)です。
TLSは、公開鍵暗号と共通鍵暗号、デジタル証明書などの技術を組み合わせることで、通信相手の認証と通信内容の暗号化を実現し、盗聴や改ざんといった攻撃から通信の安全性を確保しています。
本講義では、TLSハンドシェイクのプロセスを紐解きながら、TLSがどのように通信の安全性を担保しているのかについて学びます。また、中間者攻撃(MitM)のような代表的なサイバー攻撃を例に挙げ、TLSがそれらをどのように防いでいるのかを具体的に学びます。
12:30 (60分) 昼食休憩
13:30 (150分) 『設計・開発・テストにおけるセキュリティの実践と考え方を知ろう - ミニキャンプバージョン』
齋藤 徳秀 氏 GMO Flatt Security株式会社
プロダクトのセキュリティを担保するためには、できる限り開発工程の前段階でセキュリティリスクを発見することが大事であり、これを Shift-left と呼びます。そのようなプロダクト開発の潮流の中で、セキュリティを担保するために、広範な知識と多くの技術が要求されるようになりました。
本講義では、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)をもとに、各工程でセキュリティをどのように担保 すべきかについて、考え方や実践方法を学びます。それにより、DevSecOps に代表されるセキュアな開発 工程を俯瞰的に理解し、エンジニアの総合的な力を身につけます。本講義のゴールはプロダクトのセキュリティに関心を寄せるエンジニアとしての総合的な力を身につけることです。
16:00 (30分) 『クロージング』アンケート記入
16:30 解散