年度計画

年度計画(平成20年度)

活動の方針

 NTTによるNGNのサービスが開始され、IPネットワークの世界も新しい段階に入ってきました。サービス面でもSalesforce.comの 成功に代表されるSaaS(Software as a Service)が、経済産業省による推進政策もあり脚光を浴びています。NGNも映像配信のみでなく、広帯域品質と高セキュリティを提供するIP基盤が SaaSのインフラとして期待されているようです。

 IBM、ヤフー、グーグルが推進する「クラウド・コンピューティング」は、インターネット技術が基幹システムへの強いインパクトを与えるキーワードとなり、IPネットワークの中で、全てのコンピューティング処理が行われる可能性を示します。

 また、携帯電話の発展も無視することはできません。携帯電話が単なる音声系の通信手段でないことは既に自明ですが、ICタグによる認証・決 済機能、GPSによる位置情報監視、検索・入力端末としての利用拡大、モバゲーに代表される新たなコミュニケーション機能等々、ビジネスシーンでの重要度 が益々増しています。

 このような環境の中で、HiBiSは今年で設立13年目を迎えました。HiBiSはインターネットの初期的な導入期からインターネットによ るビジネスを目指した活動を続け、広島におけるインターネットビジネスシーンに意味のある役割を果たせたのではないかと自負しております。本年度も、時代 を先取りしたインターネットビジネス関連テーマの5部会を中心に、メンバー参加型の活動を継続してまいります。多くの皆様方のご参加を期待しております。

 また、10月に行われます「情報化シンポジウム広島2008」に参加し、インターネット関連のセミナー・講演会を実施いたします。

  1. 部会組織は、5部会による運営を行います。
    部会活動は、絞り込んだテーマに対する運営を目指します。
    以下に、活動する5部会を示します。
    [1] Web2.0部会
    [2] ビジネスモデル部会
    [3] インターネットセキュリティ部会
    [4] モバイルソリューション部会
    [5] OpenPNE部会
  2. HiBiS主催の、セミナー、シンポジウム、フォーラムを実施します。
  • セミナーは、総会行事とします
  • シンポジウムは、「情報化シンポジウム広島2008」内行事とします
  • フォーラムは、インターネットビジネス事例発表とします

 HiBiSの活動は、メンバーの参加が無ければ成果を出すことができません。各部会は、それぞれ魅力のある事業活動を計画しています。メンバー各社の積極的な参加をお願いいたします。

 

会議の開催

通常総会
年1回
協議会
年1回
運営委員会
月1回
部会
活動にあわせて適時行う
 メンバーは複数の部会に参加可能です。(1社から何名でもかまいません)
 勉強会、研究会は各部会の中でリーダーを定めて行います。
メルマガ発行
月1回