年度計画

活動の方針

 HiBiSのミッションである、「広島におけるインターネットを活用したビジネスの活性化」を実現するため、IT企業のみに限らずそれ以外の組織・個人が参加できる機会を増やし、さらに各々の部会に顧問を設置することにより産学連携を強化する事を大きな方針とします。これまでの各大学との連携をさらに強化して、若年層の技術者や起業家の発掘に努めます。

 まず、2025年度では部会の数を43に変更します。生成AIやWeb3.0など、急速に進展するデジタル技術と市場環境の変化を踏まえ、デジタル技術の活用と最新ITトレンドの理解を両輪として進めることが不可欠な時代となっています。そこで、前年までのDX研究部会とITトレンド研究部会を統合し、より強固で柔軟な体制の元、部会員の皆様が時代に即した知識とスキルを習得できる場を提供してまいります。部会内外には「ITオープンセミナー」という形で交流・学習の場を年2回企画する予定です。

 毎年開催している「HiBiSインターネットビジネスフォーラム」については運営体制の再構築のため本年度は休止します。産学連携を目的とした、アイデア発想講座を開催します。

 インターネットセキュリティの分野では、クラウドサービスの活用、DXの推進、多様な働き方の実現が進み生成AIの活用も浸透してきました。これらの変化はサイバー犯罪の拡大をもたらし、ランサムウェアに代表されるサイバー犯罪の被害も深刻となっています。情報セキュリティに関する課題の解決と、より安全なインターネット活用を目的として調査・研究及び情報発信に取り組みます。昨年と同様、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と連携して「セキュリティ・ミニキャンプ in 広島2025」の開催を計画しています。

 主催イベントではタイムリーな情報提供はもとより、講師と聴講者の間でより密度の高い情報交換や交流が可能となるイベント開催に取り組みます。

以上のように、今年度もHiBiSは広島発のインターネットビジネスやベンチャー企業の発掘を行うことで、業界及び地域社会の情報化・高度化に取り組んでいきたいと考えております。

 

 

本年度の運営計画を以下のとおり示します。

 

 

 (1)3つの部会活動

    ① DX・ITトレンド研究部会     ② ビジネスモデル研究部会     ③ インターネットセキュリティ部会   

 

 

 (2)ITオープンセミナー

   HiBiS内外、及びメンバーの部会を超えた情報交換・親交を深める場として、ITオープンセミナー(最新Techセミナ 

   ー)を年2回開催することを目標とします。ゲストスピーカーにはインターネットビジネスで活躍中の企業を招き、ビジネスア 

   ライアンスの場を提供する事でHiBiSの活動を知っていただき、同時にHiBiSへの新規入会を促します。さらに、産学

   連携の一環として、学校関係者(先生・学生)の参加を積極的に進めていきます。部会メンバーへの情報提供やハンズオン研修 

   情報交流の場を提供するためのセミナーハイブリット形式での開催を計画します。

 

(3) ITビジネスのアイデア発想講座2025

   本企画では、ITを活用したビジネスに取り組む企業がそのビジネス事例を発表します。また、ITビジネスに関心を持つ 

  学生からビジネスアイデアのひな型を発表します。地域における優れたビジネスの取り組みを広く紹介すると共に、ICTビ

  ジネス研究会主催の全国大会「Japanビジネスデザイン&アクションアワード」への応募に向けて、学生アイデアのブラ

  ッシュアップを支援します。

 

(4) セキュリティ・ミニキャンプin広島2025

   独立行政法人情報処理推進機構(IPA)およびセキュリティ・キャンプ実施協議会は、次世代を担う日本発で世界に通用

  する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成するため、産業界・教育界を結集した講師によるセキュリティ・キャンプを

  実施し、それを全国的に普及・拡大する取組みを進めています。HiBiSではこの取り組みと連携して昨年に引き続き「セ

  キュリティ・ミニキャンプin広島2025」を8月22日・23日に開催する予定です。

 

(5)インターネットによる情報提供

   ・Webサイトを活用してHiBiSの活動状況を周知します。

 

HiBiSの活動は,メンバーの参加が無ければ成果を出すことができません。各部会は,それぞれ魅力のある事業活動を計画しています。メンバー各社の積極的な参加をお願いいたします。

 

会議等の開催

総集会
年1回(情産協総会と同時開催)
協議会
年1回(情産協総会と同時開催)
運営委員会
月10回
部会
活動にあわせて適時行う
 メンバーは複数の部会に参加可能です。(1社から何名でもかまいません)
 勉強会、研究会は各部会の中でリーダーを定めて行います。