年度計画

活動の方針

 HiBiSのミッションである「広島におけるインターネットを活用したビジネスの活性化」を実現するため,IT企業のみに限らずIT業界以外の組織や個人の方が参加できる機会を増やし,さらに各々の部会に顧問を設置することにより,産学連携を強化することを大きな方針とし,これまでの各大学との連携をさらに強化して,若年層の技術者や起業家の発掘に努めます。

 まず,毎年開催している「HiBiSインターネットビジネスフォーラム」を引き続き開催する他,各部会からテーマを持ち寄り,「ITオープンセミナー」の開催を定期的に企画していきます。これまでに実績のある一般社団法人テレコムサービス協会との共催イベントを継続し,さらにHiBiSビジネス交流会の開催により、異業種交流を深めていきます。

 また,インターネット・セキュリティの分野においては,情報セキュリティに関する技術的要件を中心に,最新動向と問題点等を調査・研究し,独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と連携して「セキュリティ・ミニキャンプ」の開催を目指します。さらに,インターネットビジネスを展開する上で,ChatGPT,NFT,メタバース等の専門的な技術への対応が増してきていることから,ITトレンド研究部会を中心として新たなビジネストレンドへも取り組みます。

 以上のように今年度もHiBiSは広島発のインターネットビジネスやベンチャー企業の発掘を行うことで,業界および地域社会の情報化・高度化に取り組んでいきたいと考えております。

 

 

 

本年度の運営計画を以下のとおり示します。

 

 

(1)4つの部会活動

① DX研究部会            ② ビジネスモデル研究部会

③ インターネットセキュリティ部会   ④ ITトレンド研究部会

 

(2)ITオープンセミナー

HiBiS内外,およびメンバーの部会を超えた情報交換,親交を深める場として,ITオープンセミナーを開催します。ゲストスピーカーには,インターネットビジネスで活躍中の企業をお呼びし,ビジネスアライアンスの場を提供していくことで,HiBiSの活動を知って頂き,同時にHiBiSへの新規入会を促します。

さらに,産学連携の一環として,学校関係者(先生,学生)の参加を積極的に進めて行きます。これまでのオンライン開催に加えて,会場での情報交流の場を提供したハイブリッド開催で実施します。

 

(3)HiBiSインターネットビジネスフォーラム(第27回)

インターネットビジネスに取り組まれている企業からビジネス事例を発表していただく企画です。

企業の部として,HiBiSのメンバーか否かを問わず,自薦他薦形式で,中国エリアの企業もしくは当エリアで事業を展開する企業のビジネス事例を募ります。

また,学生の部として,起業家を目指す学生,ビジネスモデルを研究している学生等からのビジネス事例を募集します。

キャンパス枠(大学,専門学校等)は,今回で11回目を数えますが,広島県内の多くの学校から応募があり,未来を担う人材のサポートの場として定着してきました。11月(予定)には、事前審査により選定した優秀ビジネス事例をフォーラムにて発表していただきます。

企業の部,学生の部からそれぞれ,一般社団法人テレコムサービス協会主催の全国大会「Japanビジネスデザイン全国発見&発表会」への出場権または挑戦権が与えられます。また、応募いただいた全ての発表原稿は,PDFにまとめ後日配布予定です。

 

(4)セキュリティ・ミニキャンプin広島2023

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および,セキュリティ・キャンプ実施協議会では,次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成するため,産業界,教育界を結集した講師によるセキュリティ・キャンプを実施し,それを全国的に普及,拡大していく取り組みを進めています。HiBiSではこの取り組みと連携して,昨年に引き続き,「セキュリティ・ミニキャンプ in広島2023」を開催します。

 

(5)インターネットによる情報提供

・Webサイトを活用してHiBiSの活動状況を周知します。

・SNSを活用した情報提供を積極的に行います。

 

 

HiBiSの活動は,メンバーの参加が無ければ成果を出すことができません。各部会は,それぞれ魅力のある事業活動を計画しています。メンバー各社の積極的な参加をお願いいたします。

 

会議等の開催

総集会
年1回(情産協総会と同時開催)
協議会
年1回(情産協総会と同時開催)
運営委員会
月10回
部会
活動にあわせて適時行う
 メンバーは複数の部会に参加可能です。(1社から何名でもかまいません)
 勉強会、研究会は各部会の中でリーダーを定めて行います。